離乳食の食べ方 |
パクパク(歯で噛む)
離乳食完了期になると、赤ちゃんは食べ物を前歯で噛み取ったり、奥歯が生えてきて、歯茎や歯で噛んだり、つぶしたりして食べるようになります。唇を左右に動かしたり、頬をふくらませたりしながら、カミカミします。 |
離乳食の固さ・
大きさの目安 |
コロコロ
離乳食完了期になると、大人とほぼ同じものが食べられるようになります。とは言っても、赤ちゃんは大人より噛む力は弱いので、大人用の料理よりも、やややわらかめで、少し小さめになるように作ります。歯茎で噛める肉団子位が、固さの目安です。 |
食品の種類と
1回の量の目安 |
食品の品数を多く組み合わせた、バランスのよいメニューに
離乳食完了期になると、栄養のほとんどを離乳食から摂るようになります。食品の数を多く組み合わせて、バランスのとれた、彩りのよいメニューを食べさせてあげましょう。量の目安は子供茶碗1杯強になります。
黄のグループ ⇒ 大さじ 10~15
赤のグループ ⇒ 大さじ 4
緑のグループ ⇒ 大さじ 5 |
1日の離乳食の
回数 |
3回 |
離乳食の回数は1日3回。離乳食完了期になると、卒乳する子も増えてきます。牛乳だけでは鉄分が不足しがちなこの時期は、フォローアップミルクを摂り入れてみてもよいでしょう。 |
1日の母乳・
ミルクの回数 |
1回(牛乳・ミルク
300~400ml) |
離乳食の調理法 |
様々な調理法で離乳食にバリエーションをきかせて
離乳食完了期では、大人とほとんど同じ調理法が使えます。固さと大きさに気をつけながら、色々な味を食べさせてあげましょう。ご飯は大人用より柔らかい軟飯を用意してあげましょう。 |
離乳食の基本の
味付け方法 |
調味料が使えるようになりますが、あくまでも薄味で
離乳食完了期には、調味料が使えますが、まだまだ薄味が基本です。塩分が強い調味料を使うのはほんの少しにします。カレー粉は風味付け程度なら使えますが、使いすぎには注意しましょう。大人用の市販のダシやスープの素、酢、みりん、料理酒などは、化学調味料や塩分が多く含まれているため、まだ使いません。 |